歴史を感じることができる龍泉寺
愛知県名古屋市守山区竜泉寺には、名古屋城を鎮護する「尾張四観音」のひとつで天台宗の寺院である龍泉寺(りゅうせんじ)があります。
このお寺は、「尾張三十三観音霊場(おわりさんじゅうさんかんのんれいじょう)」の第二十五番札所でもあります。
尾張三十三観音霊場というのは愛知県西部一帯の観音菩薩の巡礼地のことを言います。
「沙石集」によると、このお寺は龍王が一夜で造立したという寺で、馬頭観音が出現した池の跡があるとされます。これを原型としたらしい「龍泉寺記」に、伝教大師最澄が熱田神宮の参籠中に龍神のお告げがあり、多々羅池畔で経文を唱え、池から龍が昇天すると馬頭観音が出現し、本尊としてこれを祀ったのが開基と言われています。
弘法大師空海も熱田神宮の参籠中に熱田八剣の三剣を龍泉寺に埋納したとされ、ここから龍泉寺が「熱田の奥の院」とされています。
庄内川が見える高台にあって、庄内川・崖・湿地がある天然の要害であり、濃尾平野を望めるので、昔から戦闘時に軍事的価値があり陣を置かれていました。1556年に織田信行が城を築いたとされ、1560年の桶狭間の戦い前に、清須城の北東に防衛線を築くため織田信長が龍泉寺に一隊を派遣しました。1584年の小牧・長久手の戦いでは、小幡城に来た徳川家康を討つ羽柴秀吉が陣を張るも(後の「一夜堀」の元)、退却するときに放火され焼失しました。
このように、龍泉寺は歴史を感じることができるお寺ですね☆
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