汗はたくさん滴るのに、季節はだんだんと秋に向かっていきます。
来月の９月２３日は、国民の祝日ですが、皆さん何の日だか思い浮かびますか？
お分かりの方も多いと思います。秋分の日ですね。
「昼の長さと夜の長さが同じになる」とされている日ですが、本当は少し、昼の方が長いよ、なんていう説もあるそうです。
昼と夜、どちらが好きかな～…と考えると、実は夜もすごく好きだったことに気が付きます。
特に、この季節になると、美しいお月さまに逢えますね。足元からは秋の虫のかわいい音楽が嬉しいです。
そういう自然の情緒が感じられることって、すごく大切だと思います。
ストレスが溜まってるとき、けんかしてるとき、泣きたいとき、自然の美しさに触れると、心がふにゃっとなる経験がよくあります。
よく、世界遺産に登録されているような壮大な大自然を目の前に、芸能人が「自分のちっぽけさを感じた」なんて言っている場面をよく見ます。
私は、そんな壮大なものでなくても、小さな星だって、涼しい風だって、大きな音を立てる雨だって、人の心を柔らかくしてくれる力があると考えています。
優しい秋の夜も、きっとそんな役目を果たしてくれそうですね。夏にはなかった癒しの夜は、ホッとする時間でもあります。賑やかな毎日を過ごしていると、ぼんやりいろいろなことを考える機会にもなりますね。
私の祖父母は、長野県飯田市に住んでいます。最近では、満天の星空ツアーで有名になっている「ヘブンスそのはら」がそばにあり、私もそこで生まれました。
名古屋とは違い、朝夕の涼しさと自然の豊かさは格別で、だ～～いすきな場所です。9月には敬老の日もありますので、秋の夜長に、そんな祖父母のことを考え、会いたいな、とふと思うものです。
９月にきれいに咲く花、りんどうをお届けしようかな。
りんどう、漢字で「竜胆」と書きます。根が竜のキモのように苦いことからこの漢字が当てられているそうです。
その苦味の作用を利用して、胃薬として使われていたみたいです。
夏、飲みすぎ食べすぎ冷えすぎで疲れた胃をきれいにしなきゃな、なんてことも思いますね。
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