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工場の仕事 覚えることが多い【LITAオーナーの過去話】

みなさんこんばんわ!最近は地域情報の記事などをスタッフと共に書くことが多いのですが、たまには自分の事を書こうかなと思います。
私は実は自分でお店を開く前は自動車工場で働いていたんです。8年ほど前の話になりますね。仕事内容は俗に言う「流れ作業」と呼ばれるような単純労働です。 

今現在工場の仕事をしていて「覚えることが多くて大変」だとか、「肉体的な疲れがしんどい」って方もたくさんいらっしゃるでしょう。

私は身体が丈夫な方ではないですし、同じ事を同じように淡々と繰り返す作業が好きじゃなかったので当時は『なんでこんなこと毎日やらなきゃいけないんだろう』、『もうホント疲れたって。一秒でも早く帰らせてくれ』って思ってました。笑

ですが『今思うと当時教えてもらったことや、仕事の経験がなんだかんだ役に立っているよな』って思うことがあるので当時の工場で働いていた過去の話と一緒に役に立った経験、工場の仕事の覚え方、などを書いていきます。

この記事はこんな方にオススメ

・仕事にやりがいを感じない
・工場などの単純労働をしている
・毎日の仕事に疲れた

工場の仕事は覚えることが多い? 私はそうは思いません

工場の仕事は覚えて身体に染込むまでが一番大変なんですよ。冗談とか抜きで1秒単位で時間をキッチリ使って仕事をしなければならないので、メモなどを見ながら仕事する余裕なんて全く無いです。 なので物覚えが悪い人は最初メチャクチャ苦労します。

私は物覚えは良いほうなので、覚えるのに苦労することはありませんでした。1日~2日くらいで大体できるように。工場の仕事を素早く覚えるコツは【自分の限界スピードの早さで動く】ことです。

周囲がドン引きするほど高速で動いてみよう

のんびりすると人間は「どこか失敗してるんじゃないか」など色々なことを頭で考えてしまうので、自分に考えるヒマを与えない為に自分の限界の超スピードで動きましょう。ちなみに最初の頃は失敗しても上司の責任になるので問題はナシ。笑 

上司や先輩からも「そんな慌てなくて良い」と言われるかもしれませんが、それでも超スピードです笑 残像が出るくらいのスピードを意識してやりましょう。 私は上司の言うことを全然聞いてなかったので面倒なキャラ扱いされていたと思います。

超スピードで作業すると雑念が入らないので仕事をすぐに覚えることが出来ますし、早く動くことで動作が最適化されていき、そのうち慌てなくてもラクに仕事が回せるようになります。
ただしとにかく疲れるっていうデメリットもありますので覚悟が必要です。はじめて持ち場に着いた日の午前中に仕事マスターするくらいの気持ちで頑張ってみて下さい。

この経験は今の仕事でも活かされていて、買い出しや掃除などのあまり気乗りのしない仕事はヤル気が無くなる前に出来るだけ速攻で終わらせるようにしています。嫌なことを速攻で終わらせると後の気持ちがラクです(*^_^*)

工場で働いて「時間の大切さ」を学んだ

【時は金なり】という有名な言葉は誰でも知っているかと思うのですが、それを知っていてもほとんどの人間は時間を無駄に過ごしてしまうものですよね。 私も気が付くと「世界で一番強い昆虫」の動画を見たり、「山○メンバーが辞表を提出した」などの自分に全く関係の無いニュースを見るなどして時間を奪われることが多々あります。(男って世界で一番強い○○などやたら気になりませんか?)笑

そういうインターネットなど誘惑の荒波に飲まれて負けそうなとき、自動車工場で働いていたときの事を思い出すようにしています。

「1分あれば15本電動ドライバーでネジ締めて、10個部品取り付け出来たよな」 って。笑

それこそ工場で働いているときは一日で数千個もの部品を取り付けていくっていう気の遠い作業をしていたんですよ。そう考えると今の仕事でも数分でもあれば今後の役に立つ何かが出来るんじゃないかって思ったりするんですよね。

工場は全て効率の世界なので、1秒も無駄にしない精神というのは今の私にとって一つの強みになっている気がします。

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工場の仕事は退屈でつまらない作業。 でも「やる価値」はあった

仕事がつまらない「単純作業」。退屈すぎて本当に1日が終わらないんじゃないかと錯覚するほど一日が長く感じます。
もう退屈という名の暴力ですよ。つまらなすぎて頭がおかしくなりそうに。

じゃあ退屈なだけでメリットがほとんど無く感じてしまいますが、一番のメリットは【とてつもなく考える時間がある】ということなんですよ。流れ作業は一度覚えてしまえば身体が勝手に動いて仕事するようになるので、無限に感じるほど頭で自由に考えることの出来る時間が出来るんです。

これはもう一種の瞑想状態に近いと思います。一日8時間その状態なわけですから、とても創造力を鍛える事が出来るんですよ。 それこそ『念じることで世界の時間を早送りできないか?』みたいなおかしな中学生みたいな妄想や空想を8時間脳内に展開して考えるわけです。笑

何か考えなきゃ作業が退屈すぎてホントに吐き気がしたり、発狂しそうになったりするんです(これマジで冗談じゃないです) 

けれどその無限にも思える退屈の暴力を味わうことで、常に自分の頭の中で色々な事を考えるクセや習慣がついて、今となっては大きな財産になっていると思います。

工場で働いて得ることが出来るスキルや習慣まとめ

・テキパキと動けるようになる
・時間の大切さをより体感できる
・頭の中で考えるイマジネーション力が高まる

今単純でつまらないと感じている作業でも、必ずその経験が役に立つときはくると思います。当時の私のように『なんでこんなこと毎日やらなきゃいけないんだろう』と腐らずに、頑張って欲しいと思います☆

リフレッシュしたいときはLITAに何かモノ作りに来て下さい♪ 気晴らしになりますよ。 お待ちしてます。

スプーン 手作り体験 名古屋【金属製のスプーンを作ってみました】

2018年5月16日

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名古屋手作り体験のLITA


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