花冠の作り方前回の続きです
まずはワークショップ(手作り体験)のお客様紹介です。
アロマフラワーボトル、2名様でのご来店でした。
二人とも素敵な作品に仕上がっています☆
では昨日に引き続き、花冠の作り方を御覧ください。
全体にお花をつけたら、グルーやワイヤーが目立たないように『隠す』作業を行います。
アーティストによって色んな手法があると思うのですが、私はメインのお花の花びらをくっつけてグルー痕などを隠していきます。
全く同じお花を使って見せたくない部分を隠すことで、より自然な風合いに仕上がります。
私はこのやり方を勝手に【ステルス】と命名。笑
シンプルに仕上げるならこれで完成。
今回はデザインを加えました。
デザインに組み込んだ花材は、ドライシルバーデイジー、ワイヤープランツ(プリザ)、ドライヒメワラビ、ドライタタリカ。
小振りな可愛いお花にヒメワラビの流麗なシルエット、タタリカでボリューム感をプラス。
ワイヤープランツは退廃的で少しマニッシュな印象を付加。
可愛らしさの中にほんの少しだけ攻撃的なアプローチ。デザインにおけるスパイスといったところですね。
目を引く部分のアレンジメントは、配置するお花の角度やボリュームなどに注意。
付け方自体はいつも通りグルーとワイヤーで行います。
こちらはもう一つ特筆すべきデザイン。
一ヶ所だけ『歯抜け』を作り、アンティークの古書を巻きつけました。
このディテールは私の作品全般でよく使っています。
見た目にメリハリをつける役割の他に、使い終わった後この部分にフックをくぐらすことで『リース(壁飾り)』に出来る工夫です。
私は本物のアンティークの本のページを使いますが、値が張るので海外の新聞などを使っても良いかと思います。
海外の新聞などはアンティークの雑貨屋さんの紙モノコーナーなどに売ってますよ。
そして完成!
Annabelle head dress antique rose
使い終わったらこんな風にリースに♪
花冠もいずれワークショップ(手作り体験)で作れるようにと思っているので、
今後も要注目ですよ!!^^