今ハマっているゲームに課金するか迷っています阿部です。
ドライフラワーをインテリア雑貨として内装に使っているお店って最近増えてきましたよね。
一言にドライフラワーといっても何タイプかあるので、
今日は材料として見たドライフラワーに観点を当てて、記事を書いていきたいと思います。
ただ乾燥させただけの薔薇。
オアシスのない砂漠のように、カラカラに乾いた愛想がない感触。
ですが厚化粧を嫌う女性のように儚くて繊細な雰囲気を放つのも無加工なナチュラルドライならでは。
まずみなさんも見たことがあるであろう、お花をただ乾燥させただけのタイプですね。
おうちでも簡単に作る事が出来るのですが、業者やプロが使用していたり、販売したりしているものは、
一旦シリカゲルを通すなどのプロセスを経て作られています。
また、綺麗に乾燥するお花と、そうでは無いお花を見極める審美眼も多少問われるところ。
シリカゲルはお菓子の袋なんかによく入っている乾燥材のことですね。
業者から大量に購入して家で使うことも可能です。
電子レンジや、フライパンを使って、熱を加えてあげることで何回でも再利用が可能です。
次に木の実や枝、葉っぱ等の物ですね。
こちらはお花ではないのですが、総称して材料界ではドライフラワー(ドライ)と言われます。
粗鬆で雑ぱくな木の実の性質をそなえているにすぎず、一見すると小さくて道端の石ころのよりも、
目を向けない存在であるかもしれない。
けれど材料として扱った際には、とても使い勝手が良く、小さくて丸い形も強烈なアイコニックを放ちます。
その矛盾が放っておけない可愛らしさを感じさせ、多くの人に愛されている素材です。
お花と違って虫が食べ物にしていたりするので、熱湯にさらして消毒する必要があり、
またその過程で色が抜けたりすることも多く、材料を販売する業者は消毒後、色を塗布したり、
染色したりしている物も多いですね。
これによって元々の木の実や葉っぱよりも綺麗になることもあるのですが、
ナチュラルに拘って敬遠される方もいらっしゃるかもれません。
けれど私個人としては『材料にも手を抜かない手のかかったプロダクト』って感じで、とても好き。
では小難しい材料の話はほどほどにして、いつものお客様紹介です。
エレガンススノードームの手作り体験。
二名様で遊びにいらしてくれました。
いつも当店の体験へ足をお運びいただきありがとうございます。
みなさんのご予約お待ちしております!
2018/02/22追記
当店LITAは名古屋市内でドライフラワーを定番にしたお店として、たくさんの取材依頼をいただいております。
7年前にドライフラワーのワークショップを始めた当時、『枯れたお花を飾る意味がわからない』、『風水的に良くない』などいろいろな厳しい言葉をいただきましたが、私はドライフラワーはとてもお洒落で格好良いとずっと信じてやってきましたので、今では広く皆様に愛されるようになってとても嬉しい気持ちです。
2018年は原点に帰り、ドライフラワーを材料として使用した体験をもっと充実させようかなと思っております。
こちらは試作品のドライフラワーハーブソープ。
植物原料100%の石鹸にドライフラワーやハーブを閉じ込めました。
不透明でミルキーな見た目の石鹸と、ナチュラルなドライフラワーの織りなすハーモニー。
イエローベースで調合したハーブと、レッドベースで調合したハーブの物を試作しました。
個人的にはレッドハーブがお気に入り。
格好良くないですか?これ。まだお客さまが簡単に制作できるような工程を作っていないので、
正式リリースするかは決めていませんが、完成品としてはとても気に入っています。
アイデアとしても面白いし、見た目もキレイ。
1点の懸念材料は、ボタニカルサシェと若干見た目が被っていてややこしいというところですね。
強い要望があれば、出来るだけ早く用意するつもりです。
今後もご期待下さい。